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シトロエンC5 V6エクスクルーシブ

シトロエン C5 V6エクスクルーシブ
価格 SOLDOUT
年式 2010年
走行 63000km
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シトロエンC5
車両本体価格:SOLDOUT(新車時参考価格494万円)
グレード:エクスルーシブ
年式:2010年
走行:63000km
車検:32年7月
色:グリアルミニウム
その他:6AT(アイシン製)右ハンドル、ブラックレザーシート、ナビ。

最後のハイドロ、シトロエンC5が入庫致しました。
シトロエンのハイドロの歴史を辿ると1955年に登場した「DS」と言うクルマが源流となります。

一般的な金属コイルの代わりに、窒素ガスが封入されたアキュムレーターとLHMを使った車高調整が可能な油圧式のサスペンションを搭載し、エンジン以外の油圧系統を一系統で賄いました。
それは、1955年当時としては非常に先進的なメカニズムで「一晩で世界中のクルマを時代遅れにした」とも言われました。

そして、そんなハイドロニューマティックがもたらした恩恵の中で一番大きなものはその柔らかな乗り心地で、「まるで雲の上にいるみたい」とも評されました。

このクルマに搭載されているのは、そのハイドロニューマティックにコンピューター制御などが加わった最終進化型たる「ハイドラクティブⅢプラス」と言うものになります。
ハイドロらしい柔らかな乗り心地に加えて、スポーツモードのコマンドを選べば、一変して引き締まった走りに変化させる事も出来る、非常に優れものな機構となっております。
高速域で矢継ぎ早なレーンチェンジを繰り返しても、全然散らからずにスッと落ち着きます。

また、現代のクルマにしては珍しく、アタリの柔らかい仕立ての革シートで、驚くべき事にそのシートにはマッサージ機能が内蔵されております。
ただでさえ座り心地の良いシートに加え、このような装備が施されている訳ですから長距離移動の多いオーナーさんには最適かとも思います。

あと、シトロエンのハイドロ壊れる伝説も過去のもので、この世代になるとスフィアも長持ちして機構が壊れる事も稀になりました。
そして、今後は製造コストの掛かるハイドロサスペンションが再登場する事は無いでしょう。
後の1.6L+ターボも経済性には優れるでしょうが、ハイドラクティブのまったりした乗り味にはせわしない小排気量ターボよりも、ゆったりとしたトルクで流せるこちらの3リッターNAの方がマッチングが良いと思います。
気に入った方、このクルマのキーを手に入れるに関して遠慮は無用です。

走行は63000km、車検は32年7月まで残っております。
内外装はかなり綺麗な状態を維持しております。
ナビ、ETC、ドライブレコーダーにレーダーも付いております。

全長×全幅×全高 4795×1860×1470mm
最高出力 215ps(155kW)/6000rpm
最大トルク 30.5kg・m(290N・m)/3750rpm
種類 V型6気筒DOHC
総排気量 2946cc
車両重量 1730kg
最高時速 —km
カム駆動 タイミングベルト