ちなみに、このクルマは知る人ぞ知る良いクルマで、一度所有するとクセになる傾向があります（かく言う自分も実は一台持ってます）。 このクルマ、カテゴリーで言えばメルセデスのEやBMWの5に相当する高級車なわけなんですけど、スウェーデンらしく押し出し感は控えめの優しいキャラクターなのが特徴です。
メルセデスやBMW、アウディーの様なわかりやすさこそ無いものの、欧米では医者や弁護士、学者などの知的階級が好んだと言われた知的でクールな印象もサーブならではです。

一見、地味なエクステリアもティアドロップ型のテールレンズや独特の形状のリアガラスなど、妙なクセがあってだんだん引き込まれて行きます。
また、よく見るとボディー自体も細部までこだわり抜いた造形で、これまた見れば見るほどに引き込まれて行くカタチをしております。

乗り味もサーブらしい優しい仕立てで、広々とした室内にアタリの柔らかいレザーシート、比較的柔らか目ながらも速度域上げて言ってもフラつきなんて何処吹く風と言わんばかりのどっしりと落ち着いたサスペンション。
あと、170psを発揮する低圧ターボが装着された4気筒2.3リッターエンジンは大柄な車体をストレス無く走らせる事が可能です。

ちなみに、個人的には航空機メーカーだったサーブらしく、飛行機を彷彿させるオーバーヘッドコンソールが地味に好きなポイントだったりします。
あと、SEなので前後席シートヒーター＆レザーシート＆クルーズコントロールが装備されております。

ご希望の方はチープアップ仕様にロンダリングも可能です。